Wikiばなソコダネット > 自己紹介 > SHIMADA
初体験 | c2Wikiのトップページに "hoge" と書いてすぐ消した |
その後 | ksrさんのTikiサイトを荒らしまくる |
そういえば | Web日記にPalmWiki![]() |
それから | HashedWikiを作ってみた。Wikiというよりスレッド式掲示板のようになった。 |
そして | EmacsWiki![]() |
つぎに | S式プラグインを作ってみた |
→ 自作Wikiで稼動実験 | |
→ WalWikiに組み込んだらricaさんが試してくれた | |
→ 調子に乗ってletとかlambdaとか実装 | |
→ たろうさんが自作Wikiに組み込んでくれた。Clockworksと命名 | |
→ 岩月さんがWikiもどきに組み込んでくれた。 | |
やがて | WBWikiを試作した |
いまは | SocieWikiを開発中 |
Wikiをコラボレーションに使おうと思うなら一つの原則を理解しなければなりません。
それは、「コラボレーション=特定の集団での共同作業」だということです。
特定の集団というのは、どういうことでしょう。
それは、目的や利害、ルールやゴールなどを共有できる集団のことです。
そのため、コラボレーションの土台としてコミュニケーションが必須となります。
これらがなければ、コラボレーションはうまく回らないでしょう。
Wikiをコラボレーションのツールとして使う場合、コラボレーションの目的はテキストを主体としたコンテンツやマテリアルの作成で、成果物はWikiのコンテンツそのものである場合がほとんどだと考えられます。
成果物の作成の場であるWikiを、同時にコラボレーションの土台としてのコミュニケーションに利用するもできますが、そのための書き込みが、コンテンツやマテリアルそのものと混ざらないように注意して運用することが大切です。
「コラボレーションのためのWikiには署名は不要だ」という意見もありますが、これはあくまでコンテンツやマテリアルの内容を投稿する場合に関する原則です。
コラボレーションの土台となるコミュニケーションは、匿名(名無し)同士の会話では成立しないので、このような書き込みには必ず署名がついて回ることになります。
例えば、S式を埋込めるWikiに対して、海外にはGroovyを埋込めるWikiがありますよ、とか。
Wikiにスクリプトを埋め込むことを「ウィキサイドスクリプト(WSS)」と呼ぼう、という提案があるそうですが、注意すべきことにWSSは任意のコードを不特定多数のユーザーが書きこんで、それをまた不特定多数の別のユーザーが実行させる環境に晒されるという性質を持っています。
そのため、
など様々なセキュリティリスクに備える必要があります。
S式プラグインでは、CGIのホスト言語(Perl)上にさらにインタプリタを実装し、下記のように動作に大幅な制限をかけることによってこれらの脆弱性に対処する、サンドボックスアプローチをとっています。
海外のGroovy埋め込みWikiについてはどういう実装か存じませんが、どのような仕掛けで制限をかけているのか興味深いです。
参照:Wiki Server Side Applet
http://c2.com/cgi/wiki?WikiServerSideApplet
『僕がS式プラグインを作ったわけ』− WikiBana/VOL.4発表キャンセルのお詫びに代えて −
(わざわざWikiを使わなくても)Notesでいいじゃんという意見について